南島原市の加津佐町にて、地上納骨室のお墓にリフォーム工事。(前編)

弊社のブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
南島原市、小浜町を中心にお墓を専門にお仕事をさせていただいております、門畑(かどはた)石塔店の門畑です。

今回ご紹介させていただきますのは、南島原市加津佐町にある地域墓地でのお墓のリフォーム工事の様子です。
地下納骨室を観音開きの地上納骨型に作り替え、石塔は洗浄して据え直しをいたしました。

 

施工前の様子

こちらが工事前の墓地の様子です。手前の石板が納骨室のフタです。

 

上蓮華や猫足のスリン付きで牡丹の花の彫刻が施された華やかなお墓です。石は唐津石で、長い年月の間に唐津石特有の苔が付着し、もとの石の色が分からなくなっています。

 

長い間大切に守って来られたお墓ですが、建立してから長い年月が経過し、お墓が前の方に傾いていました。この度、納骨をされることになり、この機会に補修工事をしたいとのことでご相談をいただきました。
傾きは地盤の沈下が原因とみられますが、(1)簡易的な補修工事、(2)土台の部分から根本的に作り替える改修工事 の2案を提出してご検討いただき、(2)案の方で工事をさせていただくことになりました。

 

お墓の解体作業

解体作業が始まりました。

まずは一番上の石塔部分を解体して運び出しました。石塔は工場に持ち帰り、洗浄、色の入れ直しを行います。解体作業は、周囲のお墓を傷つけないように毛布で養生して、慎重に行います。

 

背面から見た地下納骨室内の様子です。

 

土台の石と納骨室部分を解体しています。

 

解体した石は適当な大きさに割って運び出します。

掘り出した土をトラックで搬出します。

 

古い石を全て撤去し、余分な土を運び出し、基礎工事に入る準備が整いました。

工事の続きの様子はこちら(後編)>>