東京ビッグサイトで開催された「エンディング産業展」に行ってきました。

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南島原市、小浜町を中心にお墓を専門にお仕事をさせていただいております、門畑(かどはた)石塔店の門畑です。

8月末のことになりますが、東京ビッグサイトで開催された「エンディング産業展」に行ってまいりました。

 

「エンディング産業展」は、葬儀、埋葬、供養、相続などの終活産業に関するあらゆる製品、サービスが一堂に会する日本最大の展示会で、今年で9回目の開催になります。
エンディング業界のトレンドと今後の動向を知るために、「エンディング産業展」にはほとんど毎年、足を運んでいます。

 

「エンディング産業展」では、毎年多くのセミナーが開催されています。終活などお墓に行きつく前の段階のアプローチや、周辺の現状を学ぶために大いに役立っています。今年は日程の都合上、残念ながら1つしか受講できませんでしたが、毎年興味のあるセミナーはなるべく受けるようにしています。今回は法的な知識を深めたいと思い、「墓地、埋葬等に関する法律」についてのセミナーを受講しました。

 

場内には様々な終活関連のブースが並んでいます。

 

新しい納骨スタイルを予感させる展示です。こちらのカラフルな筒はお骨壺で、この中に粉骨にしたご遺骨を納めて、ハニカム状(蜂の巣のように立体構造をならべたもの)に並べてお祀りするというものです。これまでの骨壺と異なり、縦置き・横置きが自由で、省スペースにもなりますので、お寺様の納骨堂や個人のお墓の納骨スペースの問題解決にもつながる可能性を感じました。

 

ペット葬送関連のブースです。家族の一員として過ごした動物たちを手厚く供養したい方に向けての製品があります。ペットの写真を布などにプリントして作成した身近に置けるグッズやオブジェ、写真そっくりに刺繍を施した骨壺の袋など、様々な製品が展示してありました。

仕事柄、石材関連のブースにはどうしても引き寄せられてしまいます~~!

伊予の青石を使用したミニ墓石やお位牌、骨壺などの展示です。石の自然な形をそのまま活かした手元供養が提案されていました。

日本の銘石・庵治石のブースです。

メッセージを伝えるデザイン墓石の展示。

 

実用化に向けて開発途中の製品ですが、自然の力で土に還す新しい形の納骨堂です。

 

ジブリの「魔女の宅急便」をモチーフにした生花祭壇のサンプルです。
この他にも、「世界でたったひとつの 自分が入りたい骨壺」というコンセプトで、絵やメッセージを自由に書くことができる素焼きの骨壺などもありました。小さいお子さんが絵を描いた可愛くて温かみのある骨壺が展示されていました。(残念ながら撮影はNGでした)

 

「エンディング産業展」の展示全体を通じて、よりお墓を身近に感じてもらい、「供養」というものに多様性をもたせる取り組みに各企業が努力している様子が伺えました。
大いに刺激を受け、また新たな学びを得ることができ、業界の方とのつながりも増えました。今後の仕事にしっかり活かしていきたいと思っております。

★こちらの記事でご紹介した製品で、ご興味のあるものがございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。