南島原市加津佐町の地域墓地で、土間と外柵の補修工事を行いました。

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南島原市、小浜町を中心にお墓を専門にお仕事をさせていただいております、門畑(かどはた)石塔店の門畑です。

南島原市加津佐町の地域墓地にて、土間と外柵の補修工事をさせていただきました。今回はその様子をご紹介いたします。
ご依頼をくださったのは地元にお住いのご年配の方ですが、実際のやり取りは、県外に住む息子さんとラインを使って進めてまいりました。

 

こちらが工事前の様子です。入口のコンクリートが割れて手前に崩れています。

 

こちらのお墓の外柵は石材ではなく、セメントに細かい石をまぶした「洗い出し」という技法で作られています。外柵を設置された当時(1980年代)、よく使用されていた技法です。経年で中の鉄筋が錆びてしまい、そこからダメージが広がって、部分的に破損・落下しています。
お客様とご相談して、今回は応急処置的に補修工事をすることになりました。

堆積した土砂の上に雑草が茂って見えなくなっていましたが、墓地の入口手前部分にはコンクリートが打ってありました。

 

門柱の奥のラインまでコンクリートをカットしました。断面を見ると下の土とのに隙間があります。経年によるコンクリートの劣化が原因というよりも、コンクリートの厚みが足りず、破損につながったのではないかと思われます。

 

石の上に堆積した土を除けて、強度を確保できるように、下の石の部分までしっかりとコンクリートを打ちました。

 

外柵と土間を洗浄し、スッキリときれいになりました。

 

外柵は、落ちたパーツをセメントで付けて補修しました。根本的な修理の場合、いったん外柵を解体して据え直しになりますが、今回は応急処置的な補修です。

周辺に置いていた破損部分のパーツも元の場所に収まり、むき出しの鉄筋も見えなくなりました。

 

入口のコンクリートも、充分な厚みになるように、しっかりと打ち直しました。

 

補修工事が完了して、お客様も安心されたことと思います。
この度はご用命くださいまして、まことにありがとうございました。また何かございましたら、いつでもお声かけください。

根本的な修理から応急処置的な補修まで、ご予算やご希望に応じてご提案させていただきますので、何か気がかりなことがございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。
また、遠方にお住いの方でも、インターネット(メール、LINEなど)、電話、手紙のやり取りで、状況に応じて対応させていただきますので、何かございましたらお気軽にお問い合わせください。