南島原市口之津町の地域墓地にて、直筆の文字を戒名塔に彫刻しました。

弊社のブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。南島原市、小浜町を中心にお墓を専門にお仕事をさせていただいております、門畑(かどはた)石塔店の門畑です。

今回ご紹介させていただきますのは、南島原市口之津町の地域墓地での追加彫刻の事例です。

 

こちらが彫刻前の様子です。平成19年に弊社で建てさせていただいたお墓の戒名塔です。

 

この度亡くなられた方のご遺族が、追加彫刻のご依頼にお越しくださいました。生前より直筆の書を準備されていたそうです。こちらの書を元にして彫刻を行います。

 

まず文字彫刻をする場所にゴムシートを貼り付け、その上に原稿の紙を貼ります。既に彫刻されている部分とバランスがとれるように位置を定めます。

 

文字の墨の部分をひとつひとつなぞって切り取り、ゴムをくり抜いていきます。左が文字に切れ目を入れ終わった状態、右が文字部分の紙とゴムを取り除いた状態です。

 

拡大すると、右側はくり抜いた部分の石目が見えています。

文字彫刻の過程は、こちらの記事で詳しくご紹介しています。↓↓↓
南島原市有家町の墓地にて、追加彫刻と金箔入れをいたしました。実際の詳細な工程をご紹介>>

 

サンドブラストという手法で、くり抜いた文字部分の石を削って彫刻をしました。この後、文字に金箔を入れていきます。

 

左が彫刻した直後、右が金箔を入れてゴムシートを取り除いた状態です。

 

戒名塔への追加彫刻が完了しました。右側のお名前ともきれいにバランスが取れています。

 

今回は、お持ち込みいただいた書の原稿を元に追加彫刻をさせていただきました。生前よりご準備されていた文字が石に刻まれ、これからも長く残っていくことは、ご遺族の皆様にとっても感慨深いものではないかと思います。
この度はご用命くださいまして、まことにありがとうございました。今後共、どうぞよろしくお願いいたします。

現在はパソコンの文字が主流となっていますが、今回のように手書きの原稿にも対応することができますので、ご興味がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

文字彫刻の過程は、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
よろしければ、こちらもご覧ください。↓↓↓
南島原市有家町の墓地にて、追加彫刻と金箔入れをいたしました。実際の詳細な工程をご紹介>>